日本では当たり前の事が、ミャンマーでは当たり前ではないことがあります。
ルール・マナーを知らないと、日本での生活辛くなり楽しむことが出来なくなることです。
初めて日本へ行く生徒が、トラブルを起こさないために大切な教育だと思います。
日本での暮らしを楽しむためには、日常生活におけるルールやマナーを守ることが大事です。
日本人特有のマナー(生活)
共同生活部分の使い方ルール
企業の中には技能実習生が同じ場所で集団生活をしている会社もあり、学生寮みたいに、トイレやバス、キッチンが共同だったり、大きな部屋に数人の実習生が共同生活していたりします。そこで気をつけなければならないのは、共用スペースの使い方です。トラブルを起こさないために、次のことに気をつけましょう。
- 自分の持ち物に必ず名前を書く。
- 自分のもの以外は勝手に使わない。
- 必ず使い終わったら使用前の状態に戻す(出したものはしまう・洗面台を使ったら水をふくなどなど)
- 利用可能時間を確認する。
- 場所によっては定期的に掃除する
全寮制なので、日々の生活から共同生活ルールを徹底しております。
頭を下げてお辞儀をする
日本には、頭を下げてお
辞儀をするマナーがあります。たとえば、あいさつするときや感謝・謝罪の気持ちを表す際にお
辞儀をします。頭を下げることは相手への
敬意を示す方法として用いられます。頭を下げる角度によって敬意の度合いが変わるため、状況に応じたお辞儀をしましょう。
知人とすれ違ってあいさつする際には、頭を軽く下げるお辞儀「会釈」をします。初対面の人にあいさつしたり客人を見送ったりする際は、上半身を30°ほど倒した「敬礼」が適切です。相手に謝罪する場合は、敬礼よりさらに頭を深く下げる「最敬礼」をします。
お辞儀に慣れるまではどのような状況で頭を下げるのかが分からず、難しいと感じるでしょう。そのようなときは、周囲の日本人の様子を観察して、頭を下げる角度やタイミングを学ぶのがおすすめです。
騒音や大声などの生活音
「部屋や敷地が狭いため、隣の家との距離が近い」という事情があり、日本人は比較的、生活音に敏感と言われています。そのため、日本人は他人の家の騒音に対して寛容でないという見方もあり、実際「隣の家の騒音がうるさい」という理由でご近所トラブルが日常的に発生しています。話し声やテレビなどの音には気をつけましょう。
他人の事を考えて生活できるように、指導しております。
公共の場では静かに
日本には、公共の場では静かに過ごすというマナーがあります。公共の場とは、公園や図書館、飲食店、道路といった多くの人が利用する施設や場所のことです。バスや電車などの交通機関も、公共の場に含まれます。公共の場を利用する際は、他人に迷惑をかけない意識を持つのが大切です。図書館や公共交通機関の車内では、携帯電話での通話を控えましょう。また、静かな飲食店では、アイコンタクトや小さめの声で店員を呼ぶのがマナーです。日本で公共の場を利用する際は、「静かにする」「場の雰囲気に応じた声量で話す」などのマナーをしっかり守りましょう。
ごみを出し方・分別
ゴミを捨てる時に、素材やリサイクルの可否ごとに細かく分別します。燃えるゴミ・燃えないゴミ・ペットボトル・缶・危険物などに分けて捨てます。また、ごみを出す曜日や場所も決められています。決められたルールに沿ってゴミ出しをしないと、収集されない場合やトラブルにもなるので注意しましょう。
4. 家の中では靴を脱ぐ
海外には家の中で靴を履く国がありますが、日本はそうではありません。玄関で靴を脱ぐ文化なので、靴を履いたまま家の中に上がるのはNGです。場所によっては靴を脱いだり、スリッパに履き替えたりする所が曖昧なので、どこまで靴を履いていいのかを日本人に聞いておくといいかもしれません。
日常生活では、些細なことが大きなトラブルに発展することがあります。仕事に支障をきたすこともあるので、ルールやマナーを守るように指導しています。